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◆CD・カセット◆
CD写真
普賢花


作詞 東  隆明
作曲 藤山一男

A面普賢花
B面島原慕情

この花は 君に似ているね
あなたに見られて 嬉しそう
 野の傍らに ひっそりと
 可憐に咲いた名もなき花に
 二人で名付けた 普賢花

僕について来れそうですか
あなたが手を離さなければ
 いつも歩いた山路を
 ひとりで登って行ったきり
 あなたは帰って来ないのね

大きな目をして 可愛いね
あなたにとっても 似ているわ
 お山の怒りに 呑みこまれ
 召されたあなたの遺し子が
 普賢の麓で はしゃいでる

 この子がいなければ きっと
 あなたの後を 追ったでしょう
 お空の彼方から いつも
 見ていて この子と私
 私は野に咲く 普賢花
 普賢に咲いた 普賢花
 普賢に咲いた 普賢花






島原慕情
作詞 東  隆明
作曲 藤山一男


 目と目 胸と胸
 合わせて誓う 四畳半
 連れて帰ろうか 故郷へ
 誰か迎えて くれるかな
   〜おどみゃ島原の おどみゃ島原の
    梨の木育ちよ〜
 錆びゆく里には 家も無い

 都会の ビルの谷
 寄り添う二人 ささやかに
 生きてゆこうか どこまでも
 世間の風が 冷たいね
   〜帰りにゃ寄っちょくれんか
    帰りにゃ寄っちょくれんか
    あばら屋じゃけんど〜
 ふる里離れて もう三年

 広い世間に 飛び出して
 いつか故郷に 帰る時
 必ず錦を 飾ろうと
 二人で描く 宝舟
   〜あん人たちゃ二つも
    あん人たちゃ二つも
    純金の指輪はめとらす〜
 若い二人の はぐれ旅
   〜唐金げなばよ しょうかいな
    おろろん おろろん
         おろろんばい
    おろろん おろろん
         おろろんばい〜

発売元 日本クラウン
カセット・CD共
定価1000円



CD写真

わが家のかぐや姫


作詞 島崎広子
作曲 古川忠義
唄  古川忠義

A面わが家のかぐや姫
B面ふるさと

 如月の月が かなえてくれた
 女の子を さずけてくれた
 なんて大きな 泣き声
 この手に 小さな天使
 桃色の産着 赤い靴
 何だって 揃えてあげよう
 大きくおなり 誰よりも
 我が家の かぐや姫

 運動会の テープを 切るように
 子供の 時は過ぎる
 緑の黒髪 おさげ髪
 瞳きらめく 天使
 まるで母さんの 少女の頃が
 わかる気がするよ
 きれいにおなり 誰よりも
 我が家の かぐや姫

 いつからか君は 窓辺にもたれ
 深いためいきをつく
 母さんには わかるのだろう
 私は見ているだけ
 満月の夜のおおかみの話
 ちゃんと 教えただろうか
 かしこくおなり 誰よりも
 わが家のかぐや姫

 ある日見知らぬ 若者が
 わが家を おとずれたよ
 くるべき時が きたのか
 待ってくれ 十五夜の月
 若者よ さらうのならば
 どこまでも うばい続けてくれ
 最後の言葉は いらないよ
 わが家の かぐや姫

 しあわせにおなり 誰よりも
 わが家の かぐや姫
 わがやの かぐや姫





ふるさと
作詞 東  隆明
作曲 古川忠義
唄  古川忠義


 人は誰しも 母の胸から飛び立って
 広い世界に 巣立ちゆく
 ゆく先々に 壁あり 山あり 谷がある
 雨降り 風吹き 嵐来る
 そんな時 母の匂いを想い出し
 そんな時 母のぬくもり想い出し
 深い愛に 報わんと
 涙乍らに ムチを打つ

 人は誰しも 父の生き様見て育ち
 広い世界に 羽ばたき渡る
 世の大海に 小波 さざ波 しけありて
 乗り出し こぎ出し 舵を取る
 そんな時 父の姿を想い出し
 そんな時 父の厳しさ想い出し
 幼き頃に 亨けた愛
 感謝乍らに 船をこぐ

 愛は与えるもので 勝つものじゃない
 愛は帰ってくるもので 奪うものじゃない
 ふるさとは人の心にあり 永遠のもの
 ふるさとは生きてる証 永遠にあり
 永遠にあり

発売元 日本クラウン
定価1000円
※カセットのみ極少数で
すがお分けできます。